どぶろくと甘酒、実は“いとこ”同士?──同じ米麹から生まれた、ふたつの味わい
酒田醗酵の人気商品「黒どぶ」と「甘酒」。
実はどちらも、同じ米麹を使って仕込んでいるのをご存じですか?

使用する原料はどちらも「水」と「米麹」ですが、その造り方はまったく異なります。
どぶろく(黒どぶ)
水・米麹・蒸米に酵母を加えて、何日もかけてじっくり低温で醗酵させます。
瓶詰めをして火入れによって醗酵を止めます。
その後、冷蔵保管中の瓶内で熟成が進み、麹の糖化作用によって自然な甘みが生まれ、時間とともに味わいはまろやかに。
米麹甘酒
高温で麹の酵素を働かせて甘みを引き出したノンアルコール飲料です。
砂糖不使用とは思えないほどしっかりとした甘さが特徴で、冷やしても温めても美味しくお召し上がりいただけます。
甘酒には様々なレシピがあります。
・酒粕を溶かして、加糖して甘くしたもの
・麹米に蒸米を加えて糖化したもの
・全量米麹のみで糖化したもの
酒田醗酵の甘酒は全量米麹の贅沢仕様です。
どぶろくと同じ酒米で手作りした生麹だけでできています。
(山形県産酒造好適米「出羽の里」精米歩合70%を使用しています。)
麹造りについてはこちらをどうぞ!
まずは「黒どぶ」と「甘酒」から、米麹の世界へ。
一見、まったく別物に見えるこの2本。
でも共通するのは、米麹の力を活かした自然な甘みと旨みです。

同じ米麹から、どう味が変わるのか──
ぜひ飲み比べて、醗酵の面白さと奥深さを感じてみてください。